【基礎文法】タイ語の肯定文、疑問文、否定文

肯定文のつくり方(タイ語の基本文型)

タイ語の主語述語の関係は次の通りです。

เป็น B A は B です。
「私は日本人です。」「私はタイ人です。」をタイ語で言うとこうなります。
ผมเป็นคนญี่ปุ่นครับ 私は日本人です。
ฉันเป็นคนไทยค่ะ 私はタイ人です。
述語に形容詞がくるとเป็นは使いません。
例えば、「あなたは綺麗です。」をタイ語で言うと、
คุณสวยครับ
となります。

文末に出てくるครับ/ ค่ะは、丁寧な表現です。ครับは男性が用い、ค่ะは女性が用います。

疑問文のつくり方

疑問文をつくるには、文末に、หรือをつけます。
例文を見てみましょう。
คุณเป็นคนญิ่ปุ่นหรือคะ あなたは日本人ですか。
ครับ / ค่ะ はい。
ไม่ใช่ 違います。

否定文のつくり方

「~ではない。」という表現は、次のようになります。

ไม่ใช่ B A は B でない。
となります。例えば、
ผมไม่ใช่คนไทยครับ 私はタイ人ではありません。
となります。

名前を聞く、名前を言う

名前を聞いたり、名前を言ったりするには、以下の文字を使います。

อะไร 何?[疑問詞]
ชื่อ 名前、〜と申します
คุณชื่ออะไรครับ あなたのお名前は何ですか。
ดิฉันชื่อปิยวรรนค่ะ 私は、ピヤワンと申します。

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【文法】ได้/できる,できない,できますか?(可能、許可の表現)

ได้の意味

可能、許可を表す表現です。できる(可能、許可)の意味です。

作り方

できること + ได้

例えば、「私はタイ語を話せます。」をタイ語で言ううと[できること]「タイ語を話すこと」なので、これをได้の前に置きます。

ผมพูดภาษาไทยได้ครับ

となります。

またได้を使って[許可]を表すことができます。英語で言うMAY I ~の意味です、

例文:

คุณสูบบุหรี่ได้ครับ あなたは煙草を吸ってもよいです吸うことできます)。

できない+ ไม่ + ได้

[可能]、[許可]の表現を否定する表現です。

作り方

~ + ไม่ + ได้

例えば、タイ語で「私はタイ語を話せません。」を言うと、

ผมพูดภาษาไทยไม่ได้ครับ 私は、タイ語を話せません。(話すことできません)。

となります。

~ + ได้ + ไหม /できますか?

[可能]、[許可]の表現を疑問形にする時に使います。

~ + ได้ + ไหม

例えば、タイ語で「あなたはタイ語を話せますか。」を言うと、

A คุณพูดภาษาไทยได้ไหมคะ あなたはタイ語を話せますか。(話すことできますか。)。[可能]
B ได้ครับ / ไม่ได้ครับ できます。 ╱ できません。

となります。

まとめ:可能の表現

 
~ + ได้ 〜できます。
~ + ไม่ + ได้ 〜できません。
~ + ได้ + ไหม 〜できまか。

【文法】いくら?(疑問詞)[ 値段を聞きたいもの ] + เท่าไร

เท่าไรの意味

「〜は、いくらですか?」という表現です。疑問詞 を使って表します。

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作り方

値段を聞きたいもの + เท่าไร

例文

A นั่นเท่าไรครับ それ、いくらですか。
B ห้าบาทครับ 5バーツです。

A แตงโมนี้เท่าไรครับ このスイカは、いくらですか。
B สิบบาทครับ 10バーツです。

A ทั้งหมดเท่าไรคะ 全部で、いくらですか。
B ทั้งหมดสามร้อยยี่สิบเอ็ดค่ะ 全部で321バーツです。

【文法】อยาก/〜したい(要求、願望)

意味

「〜したい」という要求や願望を表す時に使います。

作り方

อยาก + [ したいこと ]

「私は、タイへ行きたい」は以下のように言います。

ผมอยากไปเมืองไทย 私は、タイへ行きたい

というようになります。

อยากจะไปสวนลุมพินีครับ ルムピニー公園へ行きたいです。

อยาก + จะ + [ したいこと ]

จะという語が入っていますが、。これは、「意思」や「未来」を表します。

どちら(方向を聞く)

方向を聞く時はทางไหนを使って、次のように表します。

動詞  + ทางไหน

「〜へは、どちらですか?(〜へは、どちらに行きますか?)」という表現は、

訪ねたい方向  + ไป + ทางไหน

となります。

例文
วัดพระแก้วไปทางไหนครับ ワット・プラケオはどちらですか。
ทางเช้าไปทางไหนคะ 入り口はどちらですか。
ถนนข้าวสานไปทางไหนครับ カオサン通りはどちらですか。

どこ(場所を聞く)

「どこですか?」という場所を聞く時はที่ไหนを使って、次のように表します。

 訪ねたい場所 + ที่ไหน

訪ねたい場所を先に言って、その後にที่ไหนを言いましょう。いくつか用例を挙げます。

例文
ที่นี้ที่ไหนครับ ここはどこですか。
ธนาคารที่ไหนคะ 銀行はどこですか。
ถนนสีลมที่ไหนครับ シーロム通りはどこですか。

【文法】ขอ/〜を下さい。

意味

日本語で「〜を下さい。」を意味。

ขอ は、名詞の前に置くか、動詞の前に置くかによって、意味が少し変わります。

例えば料理の注文するときは、ขอ のあとに「料理名」を置くと、その料理を下さいという意味になります。

しかし、ขอ の後に動詞を置くと「〜させて下さい。」という意味になります。 「〜して下さい。」という意味にはなりませんので注意が必要です。

「〜を下さい。」: ขอ の後に名詞を置く場合の例
ขอเส้นใหญ่นํ้าครับ 太麺スープを下さい
ขอนํ้าส้มครับ オレンジジュースを下さい。
ขอสับปะรดครับ パイナップルを下さい。
ขอด้มยํากุ้งและข้าวเปล่าครับ トム・ヤム・クンと御飯を下さい。

「〜させて下さい。」: ขอ の後に動詞を置く場合の例
ขอพูดกับคุนเกตุครับ ゲイトさんと話させて下さい。(電話で…)
ขอเขียนภาษาญี่ปุ่นครับ 日本語で書かせて下さい。

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